【9月】夏休みの活動紹介 創造性の育成塾

創造性の育成塾に参加した内山さんの感想を紹介します。

 

「創造性の育成塾」は、これからの日本の科学技術をリードする

青少年の育成を目的とした取り組みです。

全国から選抜された理科好きの中学2年生の塾生40人が、

東京大学本郷キャンパスに集まり、

4泊5日の夏合宿を行いました。

様々な分野の最先端で活躍される研究者や経営者の方々を講師に迎え、

講義や実験などを通じて、

科学の面白さを体感し、

創造性と自ら考える力を身につけることが狙いです。

 

 

 

選考問題(実験レポートの提出)とオンライン面接の結果、

育成塾への参加が決まり、とてもうれしかったのですが、

有名な先生方の講義についていけるか、

また全国各地の中学校から集まった塾生達と馴染めるか

不安になりました。

いざ参加してみると講義が難しく、

やはり自分にはレベルが高すぎるのではないかと感じ、

焦りが出てきました。

(写真はノーベル物理学賞を2014年に受賞された天野先生 「創造性の育成塾webサイトより転載」)

 

しかし、2日目の上田先生の講義で

「人の可能性は、自分がここまでと観念したときに定まる。諦めない限り、君たちの可能性は無限だ」

という言葉を聞いて、苦手なことや、

難しいことでも、自分が出来る限り諦めずにやって

みようと思い取り組みました。

すると、講義の内容がだんだんと面白く感じ、

難しいという辛さも消えていきました。

また、清水先生からは、理系でも国語の力は重要だということを学びました。

もともと僕は、理系に進みたいから

国語は苦手でも構わないと思っていましたが、

「どれだけ良い研究成果を出したとしても他人に伝えられなければ意味がない」

ということを仰っていたので、

僕は国語力をつけたいと思いました。

塾生に対する緊張も最初はあったのですが、

共に行動するうちに、気がついたら緊張がほぐれて、

連絡先も交換できるような関係になることが出来ました。

今回の経験から、どんな難題があっても、

「これが出来れば世界がもっと良くなる」

と思えたら、周りから何を言われても、

諦めずに挑戦し続けられるような強い信念を持った人間になりたいと思いました。

今回の育成塾に参加した思い出は一生の宝物だと思います。

 

 

興味を持った生徒はぜひ選抜試験に挑戦してみてください。